2013-01-01から1年間の記事一覧

人間寿司

寿司屋の夢を見た。 回転寿司に入ると、まずわたしたちは入り口から一番近い席に座らせられる。店内は繁華街の飲み屋のように細長く、奥へ続いていて、その先は薄暗い。コートを脱いだので冬だった。 目の前に若い賃労働者がい、彼が寿司屋特有の威勢良い挨…

不安

日記を書く。不安である。『詩客』に柳澤美晴さんが短歌時評を書いていて『短歌時評第109回男子VS女子』という記事なのだがそこで三上春海が言及されている。三上春海はわたしのことだ。 12月19日の早朝、NHK札幌放送局が『おはよう北海道』の中でSNSを中心…

山本さん

山本さんにあったことは2回だけあって山本さんとインターネットを利用して声を交わしたことはそれよりも10回以上多くある。山本さんは天才である。山本さんについて書き始めているのはべつに山本さんについて書かなければならない喫緊の課題があるわけではま…

文学フリマの東京の2回目の感想

2013/11/4(月)に開かれた第17回文学フリマに参加をするため11/3(日)から11/5(火)まで東京にいた。鈴木ちはねさんの家に宿泊をさせてもらったために宿泊費を浪費することなく往復の飛行機代約3万円とその他の雑費のみの負担で東京に滞在をすることができた。…

メモ-2013/10/6

頼まれて批評を書いているのだがわたしは批評がなんの「ため」にあるのかつまりそれが本質的にどういうことなのかがてんでわからなくなってしまい、書けない。批評とはなにかがわからないということを書いてしまってそれでは批評にはならない。以前NHKのテレ…

メモ-2013/10/1

雨は常に「こちら側」にしかなくなぜ誰の死体も叫びださないのか「こちら側」でも 前回は「書くこと」と「演じること」を「非今志向」と「今志向」として性質付けしたのだけれどもこれを別様に喩えることができて、「書くこと」は「出産すること」に「演じる…

完璧な本

『六つの星星』を読んでいたら川上未映子さんが小説を書くことは苦しいと言っていて、なぜなら『絶対に完璧な本なんて書けない、ということが最初から分かっているから』と書いていてそうだよねーとおもいました。もちろんわたしは川上未映子さんではないか…

ブログを書けないことを書く

あの夏のわすれられたプールサイドで かんたんに死ぬなんていうなよ ブログを書くことをよくやっていたころはパソコンをよくやっていたのだけれども、さいきんは実験がいそがしいにくわえてあまりパソコンをやらなくなって、iPadやそういった端末でインター…

文学フリマの感想

北海道大学短歌会という組織から、また稀風社という組織から、それぞれ頒布された冊子がある。私は短歌などを寄稿した。大阪府は堺市で文学フリマという同人誌即売会が開かれ、私は、いた。「第16回文学フリマin大阪」などとあちらこちらには書かれていると…

ミカミハルミ日記

前の記事を書いたのはすでに去年の話であり、書くべきことがあるわけではいまだない。ブログの名前をいつのまにかミカミハルミ日記に変えたのはいつのころだったかなんて思い出せない。今は2013年の4月だ。文学フリマに参加するための準備をしていて、僕はや…