2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

# 歌011

さいきんは彫刻にきょうみがあり、彫刻の本をよんだりしている。 ほんとうは本ではなくてじっさいの彫刻をみにゆきたいのだけれども、冬の彫刻はゆきにうもれ、わたしたちにはなにもみえない。 もうすこししたら春になるが、春の彫刻もまだつめたく、ひとの…

# 歌010

まちをあるく こころかるく だれかにあえる このみちで かわいい きみに こえを かけて こんにちは ぼくと しにましょう わたしたちしんでいるのにいきているみたい/なにかを嘔きだす浅蜊

# 歌009

目に見えないもの、触れることができないものに、〈彫刻〉という目に見える形、触れることのできる形を与えることが、僕の仕事です。 精神が形を求める。形が精神に生み出される。精神と物体を融合させる。そして、心を形にする。抽象的な形は、見る者が自分…

# 歌008

透明な岩をうごかす刑罰のわたしたちがはじめる新世代