2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

夜の散歩、氷点下、暖かさ

昨日の夜、20時くらいから、2時間ほど街をぶらぶら歩いた。 私は散歩がすごく好きだ。深夜徘徊は特に良い。 歩きながらいろいろなことを考える。そして、そのほとんどを忘れてしまう。今は何も覚えていない。それでいい、そう思える。忘れてもいいことが…

言葉のセンス、現代詩、私

根拠や裏付けなど全くないただの感想にすぎないのだけれども、書く。 いわゆる「現代詩」(といっても私が知るのはほとんど短歌だけなのだが)、あるいは「現代詩っぽい文章」は、どうも、「言葉のセンス」さえあれば誰にでも作れる詩(文章)であるような気…

アパートの跡地について

下宿先からしばらく歩いたところに、ちょっとした更地がある。小さな公園ほどの空間が、交差点の一角にどんと広がっている。先日まで古めかしいアパートが建っていた。現在一面には、まっさらな雪が広がっている。 アパートがなくなり、交差点の見晴らしがよ…

人ごみを歩く速度について

人ごみという言葉がある。 『人がゴミのようだ』という有名なセリフがあるけれど、それとはおそらく関係がない。辞書によれば人ごみは「人混み」である、あるいは「人込み」であるらしい。人が混み合っていることを意味するのだろう。ゴミは「塵芥」である、…